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”全体像を解説” 職場見学/顔合わせの【6ステップ】~準備・当日・就業決定まで〜

「あなたに職場見学のオファーが入りました」

派遣会社からこの連絡をもらうところから、『職場見学(顔合わせ)』は進み始めます。

今回は、職場見学の連絡をもらってから、準備をし、職場見学本番を経て、就業決定するまでのフローを説明します。

各ステップ毎の注意ポイントも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

職場見学の流れを知りたい人

職場見学の連絡をもらったけど、ここからどんなふうに進んでいくの?順序を知って心の準備をしたい。

もとよし

派遣会社の担当者と事前に打ち合わせをしたり、当日の待ち合わせを決めたりと、本番当日以外にもいろいろ段取りがあります。

※派遣会社に登録し、派遣求人に応募した後のお話です。
派遣で働くための全体の流れを確認されたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

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職場見学オファーから就業決定までの【6ステップ】

派遣会社やその時の状況によって異なることもありますが、以下が、最も一般的な流れです。

6ステップ
  1. 派遣会社から職場見学(顔合わせ)の連絡が来る
  2. 職場見学(顔合わせ)の準備をする
  3. 派遣会社の担当者と待ち合わせをし、事前打ち合わせをする
  4. 職場見学(顔合わせ)本番
  5. 後日、派遣会社から合否連絡が来る

職場見学の前日(またはそれより前)当日後日に分けて、詳細を説明します。

前日以前
派遣会社から職場見学(顔合わせ)の連絡が来る

求職者が派遣求人への応募した後、派遣会社は求職者をその派遣先に紹介します。
そこで派遣先が求職者に興味を持つと、派遣会社を通して職場見学のオファーが来ます。

「一度職場を見に来ませんか?」「顔合わせをしましょう」というオファーです。

なお、連絡の取り方は全て、派遣先⇄派遣会社、派遣会社⇄求職者、です。求職者が派遣先と直接やり取りすることはありません

前日以前
職場見学(顔合わせ)の日程調整をする

いつ職場見学に行くか、求職者、派遣先、派遣会社の都合を調整します。前もって派遣会社から、求職者と派遣先に空いている日程を確認しているケースもあります。

空いている日程だけ伝えれば、派遣会社が全部調整してくれます

日時が決まれば、派遣会社の営業担当と求職者との当日待ち合わせの時間/場所も設定します。現地ではなくオンラインで実施する場合は、Zoomなど使用するアプリケーションと接続方法も教えてもらいます。

また、多くの場合、職場見学本番前に、派遣会社営業担当と事前打ち合わせをします(職場見学の流れや、派遣先の参加者や注意点、自己紹介のやり方など)。なので、職場見学開始時間の30分〜1時間前に集合することもあります。

なお、当日の持ち物や服装、当日までの準備しておくことなども派遣会社から教えてくれます。

前日以前
職場見学(顔合わせ)の準備をする

これは求職者が行うことです。

職場見学に向けて準備すること
  • 当日の服装(スーツ/ジャケット/靴/鞄)、持ち物(メモ/筆記用具)
  • 自己紹介の練習
  • 派遣先のHPを見てどんな会社なのか下調べ
  • 質問したいことを整理
  • 派遣会社の営業担当の連絡先、派遣会社の会社電話番号をスマホに登録

派遣会社から説明がありますが、多くの場合、上記を準備します。

以下は、職場見学の準備について詳細をまとめた記事です。

以下は、自己紹介の方法について詳細をまとめた記事です。

当日
派遣会社の担当者と待ち合わせをし、事前打ち合わせをする

職場見学当日は、まずは派遣会社の営業担当との待ち合わせから始まります。

営業担当と初めて会う、ということも多いので、『相手の顔がわからない』こともありますが、営業担当から「●●さんですか?」と声をかけてくれます。

とはいえ、営業担当側もすぐ気づけなかったりするので、待ち合わせ場所に到着したら「今着きました」とショートメッセージをお互い送り合うと安心です(これをしてもらえると、営業担当側としては有難いです)。

また、もし約束の時間になっても営業担当が現れない場合や自分自身が遅れてしまいそうな場合も、その営業担当へ電話するかショートメッセージを送りましょう。営業担当も同じように対応してくると思います。

集合後は、求職者と営業担当とで、簡単に事前打ち合わせをします。場所は、近くのカフェや、派遣先にフリースペースがあればそこを使わせてもらったりします。

事前打ち合わせの内容
  • 今日の職場見学の流れ
  • 派遣先からの参加者
  • 今回の求人の業務内容や条件のおさらい
  • 自己紹介のやり方の確認
  • 求職者がどんな質問をしようとしているか確認
  • 全体的なポイントや注意事項

派遣会社や営業担当によっては、この事前打ち合わせを当日ギリギリではなく前日以前に行うこともあります。当日ですと、対策を立てる時間が少ないためです。
私の場合は、事前打ち合わせは、職場見学当日ではなく数日前に求職者さんと電話で実施していました。不安な場合は、求職者の方から営業担当は派遣会社へ事前打ち合わせの依頼を申し出たり、「派遣先から何名参加されるのか」など不明点を確認しておくと良いです。

当日
職場見学(顔合わせ)本番

事前打ち合わせが終わったら、とうとう職場見学本番です。

派遣先での受付から社内での誘導は、派遣会社営業担当と派遣先担当者にお任せです。

大体のケースでは、最初は応接室や小会議室のようなところに通され、そこで派遣先/求職者/派遣会社の3者で顔合わせを行います。

司会進行は派遣会社営業担当が行いますが、派遣先から人事担当者が参加している場合はその方が行うこともあります(派遣が多い大企業ほど、コンプライアンス厳守のために、派遣先人事担当者が決まったやり方で実施する傾向にあります)。

求職者は司会進行に合わせて、自己紹介をしたり、質疑応答に応じていきます。


以下に流れを記載します。順序は変わることがありますが、本番中の流れは4ステップです。
所要時間は、4ステップ全てとおして、30分〜1時間くらいになることが多いです。

▼ 職場見学本番中の流れ(タップして開く)
STEP
求職者から自己紹介をする

名前、学歴、職歴とその中での経験、を2分程度で話します。学歴・職歴については、学校名や企業名など個人情報に当たることは伝えても伝えなくてもOKです。

派遣において個人情報は、派遣会社から勝手に伝えたり、派遣先から無理やり聞き出すことはNGですが、求職者本人の意思で伝えるのは問題ありません。私としては、学校名や企業名がある方が派遣先はイメージがつきやすいので、問題・抵抗がなければ、学校名や企業名を伝える方がよいかと思います。

STEP
派遣先から業務説明をしてもらう

今回の求人内容を、派遣先から説明してもらいます。このときはしっかりメモを取りましょう(入室後最初の着席時にメモを出しておくとよいです。後でゴソゴソと取り出さないように)。

自分自身が実際にここで働いている1日の行動イメージを持ちながら、話を聞くとよいです。そうすると「こういうときどうしたらいいんだろう?」「これはどういう意味だろう?」など疑問が生まれるはずです。これを次の質疑応答のときに聞くようにしましょう。

STEP
お互いに質疑応答

求職者と派遣先との情報交換が終わったら、質疑応答に入ります。派遣先のターンから始まることが多いですので、落ち着いて回答しましょう。

求職者からの質問は、先ほど業務説明を受けたときにイメージが出来なかったことから聞いてみましょう。もちろん、事前に用意していた質問もOKですが、もしここまでの対話で解消していたら無理やりすることはありません。

質問することがない場合は、無理やり質問する必要はありません。「詳しく教えていただけましたので、質問はありません」と伝えましょう。
無理やり質問するとどうしても違和感があります。「なぜそんなことが気になったのか?」と派遣先から問われることもあります。質問するときは、「なぜ知りたいのか」質問理由があることが大事です。

STEP
職場を見学する

質疑応答まで終わると、実際の職場を見に行きます。派遣先の方が案内してくれます。派遣先からは、職場見学の中でも、業務に関わることを詳細に教えてくれるので、しっかり聞きましょう。その場その場で質問することもOKです。

職場の見学が終われば、本日の職場見学(顔合わせ)は終了です。

求職者は自分にとって問題のない環境か、しっかりチェックしましょう。事務、ライン作業、化学実験など業務の種類によって環境は様々ですが、自分にとって、部屋が暗い、音が大きい、匂いがきつい、といったことがないか確認しましょう。人によって感じ方はそれぞれなので自分の五感で確認することが重要です。
いざ就業開始した後、環境が体に合わなくて1日で退職したというケースを、私も何度か経験があります。

後日
後日、派遣会社から合否連絡が来る

職場見学本番後、求職者への『就業決定するかどうか』の連絡は、必ず派遣会社から行われます(早ければ、職場見学が終わった当日に連絡が来ることもあります)。

求職者自身も、職場見学を通して、本当にこの派遣先での仕事を希望するか否か、決める権利があります。

双方就業に問題ない、希望する、となれば、就業決定です。

就業が決まらな方場合は、次の仕事に応募し次の職場見学に行く、という流れになります。

以上が、職場見学オファーから就業決定までのステップです。

まずは全体像を掴んで、どんな準備が必要そうか、どんな心構えで臨めばよいか、などイメージしていただくと、実践もよりスムーズに進めることができるかと思います。

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