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ロープレ面接試験対策『31』の技:キャリアコンサルタント実技面接試験(序章)

こちらの記事は、キャリアコンサルタントの実技面接試験対策における”31の手法”を解説する前の『序章』です。”31手法”の具体的な解説記事は限定公開とさせていただいています。
”31手法”の解説をご覧いただく方法は、当記事の最後に記載しております。

 

国家資格キャリア・コンサルタントの試験勉強をされている、あなたへ質問です。

 

キャリコン面接試験のロープレ練習を行うとき、こんなことを思ったこと、ありませんか?

困った人

何を質問したらいいか、浮かんでこない。

②似た質問ばかりで、話が堂々巡りになる。

③相談者の発言を繰り返すが、会話が不自然になると感じる。

話題を切り替えるタイミングが分からない。

課題(主訴・見立て)が分からない。

⑥口頭試問で何を回答すればいいのか分からない。

⑦養成学校の生徒同士で練習してるけど、みんな優しいので指摘がなく、本当に自分が正しくできているのか分からない。

 

いかがでしょう?

もとよし

僕は、キャリコン試験勉強をし始めた当時、②③⑥⑦の悩みを持ってました。いや〜、たくさんありましたね。

「わ、まさに私はそれ!」とか「あ、言われてみれば、気になっていた」ってこと、いくつかあったのではないでしょうか?

 

実は、あなただけでなく、多くのキャリコン受験生が同じ悩みを持っていることを、僕は知っています。

なぜかというと、僕がロープレ対策をさせていただいた受験生の方々(年間100名)が、何かしらこれらに該当する悩みを持たれていたからです。

 

でも、こういう悩みを持つことは当然です。理由は、養成学校ではロープレの細かいやり方まで教えてくれるわけではないですし、そもそもキャリコン面談のやり方に、”完全な正解”はないためです。

 

解決策として、『とにかく場数を踏む』というのもありますが、闇雲に数だけこなしても、あまり意味がありません

もとよし

「とにかく練習しまくれば合格する」みたいな簡単な話なら、キャリコン試験の合格率が60%前後な訳がありません。

 

大事なことは、ポイントを知った上で練習することです。

この、”ポイントを知る”、ということ。

これは『経験者から情報を得る』か、『自分で見つけ出す』しかありません。

そして、『経験者から情報を得る』ほうが圧倒的に手っ取り早いです。

 

ところで、試験まで残り期間、あと何回、ロープレ練習が出来るでしょう?人によっては10回未満。
忙しくて5回も出来ないという方もいらっしゃると思います。

 

断言できますが、練習する前に、やり方を学んでおけば、その上達スピードには天と地の差が出てきます。

 

ピアノや習字、野球やゴルフなどのスポーツでも、先生やコーチにまず基礎やポイントを教えてもらうだけで無駄が少なくなり上達スピードは上がりますよね。それと一緒です。

 

この記事は、経験者である僕が、受験生の方に早々にキャリコン面談のポイントを掴んでいただくために作成した情報集になっています。

 

 

キャリコンロープレ試験に合格するための『31』の手法

あなたに掴んでいただきたいキャリコン面談の手法は、こちら31個です。

キャリコンの基本動作

  • クライエントの話を「聴」く
  • クライエントの発言を繰り返す
  • 言葉だけでなく『表情』も、クライエントの合わせ鏡になる
  • 質問は端的に行う

キャリコンも第一印象が肝心!面談スタート時の失敗を避ける方法

  1. キャリコンのオーラを発する
  2. 来談目的こそ、丁寧に繰り返すべし
  3. 一番最初にすべき質問は、来談目的の語尾に着目する

堂々巡りを避ける方法

  1. 展開パターンを持っておくこと
  2. 展開パターンは、シュロスバーグの4Sを基につくる
  3. 万能な展開パターン

ラポール形成するために

  1. 気持ちを訊いて共感する(同感はしない)
  2. 気持ちを訊く前に、状況をよく訊いておく
  3. 気持ちはオープンクエスチョンで訊く
  4. 前半は訊きやすい質問をし、訊きにくい質問は後半にとっておく
  5. 労いや褒めは、関係構築する上で超優秀
  6. 「でも」はNG

不自然・違和感なく面談を進める方法

  1. ただの繰り返しロボにならない
  2. オープンクエスチョンは完全正義ではない
  3. 何でもかんでも、気持ちを訊けばいいわけではない!
  4. クローズドクエスチョンの使いどころ
  5. 話の切り替えや、訊きにくいことは、全部「前置き」で解決できる
  6. クライエントが話しにくいことはナラティブ(物語)で訊く

クライエントの主訴を正しく捉える方法

  1. 来談目的は覚えておくこと
  2. 悩みは、「ある選択で迷っているのか」、「選択肢そのものが分からないのか」のどちらか
  3. 選択で迷っているときは、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを訊く
  4. 自己理解を深めてもらう質問をする

キャリコンとして捉えるべき課題を掴む方法

  1. 自己理解不足、職業理解不足に刮目せよ!
  2. シュロスバーグの「支援」は『深さ』を確認する
  3. クライエントの理想を訊く
  4. シュロスバーグの「戦略」を訊く

31番目 最後の手法

この『31の手法』は、キャリアコンサルティング協議会で受験される方でも、JCDAで受験される方でも、共通して使える内容になっています。
また、実践で使えるものもありますが、あくまで試験対策用として読んでいただけますと幸いです。

 

 

筆者の自己紹介

 人材業界17年目です。中でも派遣業界は長く、人材派遣会社に14年間勤め、正社員型派遣社員、営業担当、コーディネーター、就業中のサポート、支店長、エリアマネージャーなどに従事してきました。現在は医療系人材紹介エージェントでマネージャーとして働いています。

国家資格キャリアコンサルタント取得。会社実務および個人で、キャリアコンサルタントを行っています。またキャリアコンサルタント試験ロープレ対策については、年間およそ100件程実施させていただいています。

 

ココナラで【論述添削】と【ロープレ練習】のサービスを出しています

試験日が近づくにつれ予約で埋まりやすくなりますので、ご予約はお早めに(^^;

【基礎講座で、直接ていねいに説明します】

✔︎ 『ココナラ』というプラットフォームで、ロープレ基礎講座をやっています。
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合格者の方の声

年間およそ100名の方へ、ロープレ対策を実施させていただいています。合格のメッセージもたくさんいただきました。

これは本当に嬉しかったです。少しでもお役に立てたのであれば、本当にやって良かったと思います。

また、残念ながら合格に達しなかった方もいらっしゃいますが、また僕にロープレのご依頼をくださり、合格に向けて一緒に取り組まれている方もいらっしゃいます。

リピートいただく方に対しても、新規でご依頼いただく方に対しても、これからも全力でサポートして参ります!

 

この記事を書けたのはロープレ対策させていただいた方々のおかげです

年間100名の方に、キャリコン試験のロープレ対策をやらせていただいているのですが、このロープレ対策には、自分が実践のキャリアコンサルをやる時以上に学びになったことがあります。

 

それは相談者(クライエント)の気持ちが、わかるようになったことです。

 

僕はロープレ対策中はクライエント役なわけですが、クライエント役をさせていただいている中で、

✔︎ キャリコンがどんな話し方や態度を取ると心地よく感じるのか、不快に感じるのか
✔︎ どんな質問や切り返しをされると、より深く考えることが出来るのか、全く頭に入ってこない内容に成り下がるのか

そういうことが分かるようになりました。

 

もう少し分かりやすくいうと、

「あ、こういう質問をされたら、めちゃめちゃ答えにくいな」

「おお、このやり方は好感度が高く、ラポール形成に繋がりやすいな」

「なるほど、こう言われると、あまり気分のいいものではないんだな」

のようなことです。

 

そして、回数を重ねる毎に学びは増え自分の中にストックすることが出来ました。

今回、そのストックを余すことなく解放した、ロープレ対策のバイブルを作成しました。

 

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キャリコン試験の論述・ロープレセミナーを開催します!
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 ※セミナーは「論述」と「ロープレ」の2種類です。日時が異なっても同じ内容です。

開催日時間①/内容時間②/内容
12月14日(土)10:00〜11:30
論述セミナー

空席あり
2024/11/11 更新
もとよし

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キャリコン実技試験対策のコンテンツ集

以下は筆者がキャリアコンサルタント資格の勉強コンテンツをまとめたものです。
少しでも参考になると嬉しいです。

タップで読みたいトピックへ

【第1章】キャリアコンサルタントとして超大事なこと:キャリコンは「相談者の自己成長」のきっかけである

試験対策のお話をする前に、僕が思う「キャリアコンサルタントとして大切なこと」をお話しさせてください。

なぜなら、キャリコンの在り方を勘違いすると、試験に落ちる可能性が高まるからです。

 

自己紹介でお伝えしたとおり、僕は人材業界で十数年間働いてきました。

そこそこ長い方だと思いますし、その間、多くの就労者・求職者の方のサポートを行ってきました。

 

なので、キャリコン資格を勉強し始める前は、「余裕っしょ〜」とタカをくくっていました。

しかし、養成学校で目にしたものは、自分の経験してきたそれとは、全くの別物でした…。

 

人材業界での仕事では、手持ちの情報やこれまでの知識をフル動員して、相談者へ提案しまくります。

あの求人はこうだから、こっちの求人の方があなたに合っている!」とか「こういう選択をした方が、いいですよ!」みたいな感じです。

 

もちろん、会社として売上を立てなければならないのもありますが、僕個人的には、相談者には理想の就職や満足就労をして欲しいので、めっちゃアドバイスします。

でも、キャリコンは違うんです!キャリコンからガシガシ提案してはダメなんです!

 

だから、めっちゃアドバイスするようなロープレをやった日には、不合格確定です!

大前提:キャリアコンサルタントって何をするの?

「キャリアコンサルタントって何するの?」

これって、よくある質問で、訊かれると結構答えるの難しいんですよね。

キャリコン有資格の方でも、普段キャリコン活動されていなかったら、答えに詰まると思います。

 

僕の回答は、

相談者が抱えている『人生(キャリア)』に関わる悩みについて、相談者自身が悩みの原因に気づき自己解決ができるようにサポートする

です。

 

「キャリア」って別に仕事のことだけではないと思うんです。キャリアとは継続的なものであり、いわば人生そのものなんですね。

これはたくさんのキャリコンの方がおっしゃっており、僕もそう思います。

 

キャリアコンサルを受ける相談者(クライエント)は、このキャリア(人生)について悩んでいます。そのキャリアとは、仕事のことかもしれないし、家族との生活のことかもしれない、はたまた今後の生き方なのかもしれないですね。

そして、悩むとは「どうしたらいいのか分からない」という状態。心が霞掛かっていて、モヤモヤしている状態です。

 

キャリコンがやることは、その霧を払いとり、視界をはっきりさせてあげることです。そうすることで、悩みの原因が何なのか、クライエント本人に気づいてもらうことが出来、クライエント自身で自己解決するきっかけを与えることが出来るのです。

キャリコンが解決方法を教えるのではない

キャリコンは、クライエントの悩みを、直接解決してあげるのではありません。

課題への答えを教えるのではないのです。

 

こうしたらいいですよ」「あなたは、こうすべきですよ」はタブーです。

あくまで、クライエント自身で課題に気づき、自分で決めて、自己解決してもらわないといけません。

 

なぜクライエント本人が、悩みを自己解決しないといけないのか?

人は、自分自身で解決することで成長するからです。

 

老子のポピュラーな言葉ですが、『人から魚をもらうのではなく、魚の釣り方を学ぶ』ほうが大事です。

課題の原因や解決方法を自分で考えることで、経験値が増え、レベルが上がり、自律し、適応力も向上します。

 

あくまでキャリコンは、その『きっかけ』に過ぎないのです。

 

試験に合格するためには、『キャリコンである自覚』を持っておくこと

前項で、クライエント自身が成長する「きっかけ」になる、と言いましたが、その「きっかけ」になることが、難しいんですよね。

相談者との面談の中で、「何をすればいいのだろうか」と悩むと思います。

 

これは、理論を勉強しながら、コツコツと実践を重ねていくしかありません。

困った人

え、『実践』なんて出来ないです…!

 

いえ、実践はキャリコンの資格を持っていなくても出来ます。キャリコンは医師や弁護士のような独占業務資格(※)ではないためです。

※独占業務資格:その資格を持っていないとやってはいけない仕事。なお、キャリコン資格がない状態で、キャリコンと名乗ってはダメです。

 

困った人

それでも実践は無理!

 

大丈夫です。「実践の場がない」という場合でも、ロープレ練習なら出来ますよね?

 

この1つ1つのロープレ練習を、「本当の相談に乗っているんだ」という前提でやってください。

練習だからといって、手を抜いたり、マナーを軽んじたりしないように。1回1回の練習を実践だと思ってやってください。

 

その姿勢と、今回紹介する方法を組み合わせていただければ、「合格は近い!!」と僕は考えています。

 

【第2章】キャリコン面接実技試験の概要

『31の手法』に入る前に、キャリアコンサルタント面接実技試験の概要について、押さえておきましょう。

「こんなのわかってるよ〜」という部分は飛ばしてくださいませ〜。

キャリコン面接実技試験って、そもそも何するの?

キャリアコンサルタント面接実技試験は、『①ロープレ試験(15分)』と『②口頭試問(5分)』の2つで構成されています。

①ロープレ試験(15分

受験者がキャリアコンサルタント役でロープレ形式でキャリアコンサルタント面談を行います。
面接試験が行われる部屋には、試験官と相談者役の方がいます。
受験者には簡単な情報を与えられ、その設定でキャリアコンサルタント面談をロープレ形式で15分間行います。

②口頭試問(5分)

ロープレ面談が終わると即座に、試験官から質問があり、それに答えます。
質問内容は毎年ほぼ同じで、大きな変化はありません。
「出来たこと・出来なかったこと」、「今後この相談者に対してどんな具体的な方策を行うか」という質問は、特に鉄板ですね。

面接ロープレ試験の配点

こちらは実際の(筆者の)試験結果通知書です。
ちなみに筆者は、キャリアコンサルティング協議会で2021年11月に受験しました。

キャリアコンサルタント試験は、『学科』、『実技(論述)』、『実技(面接)』の、大きく3要素で構成されています。

もとよし

余談ですが、学科試験実技(論述)同じ試験日です。午前に学科、午後に論述をやります。実技(面接)だけ後日に行われます。
僕は、試験前日まで「論述は面接と同じ日だ」と勘違いして、学科試験の日の午後は仕事を入れてしまっていました。なんとか仕事を調整できて、試験は受けれましたが…。
重々、お気をつけください!

キャリコン試験の合格条件は、

学科:100点満点中70点以上獲得
実技:論述+面接で、合計150点中90点以上獲得
実技(論述):50点満点中20点以上獲得
実技(面接):3項目(態度、展開、自己評価)のそれぞれ配点に達すること ※詳細不明

実技面接3項目(態度、展開、自己評価)のそれぞれ配点は不明で、試験結果通知には、態度、展開、自己評価それぞれのA,B,C評価と、合計得点だけが書かれています。B評価があっても得点がクリアしていれば合格です。

もとよし

キャリアコンサルティング協議会もJCDAも、合格条件はほぼ同じです。

合格点を取るためのポイント

点数の付け方は、公開されてるわけではありません。以下は、あくまで僕の想像ですので、参考程度にしてください。

 

キャリアコンサルティング協議会の場合

態度:キャリアコンサルタントとしての態度が問われます。雰囲気、傾聴する姿勢、表情、頼りがいが感じられるか。逆に、声が小さい、目を下に向けるなどの頼りない態度は不利となります。

展開:相談者の課題を見つけることができているのか。堂々巡りになっていないか。キャリコンから見た相談者の課題を捉えているか。口頭試問での今後の方策もこの部分で評価されます。

自己評価:口頭試問で、自分のカウンセリングにおける出来たこと、出来なかったことが的確に答えることが出来ているか。

※そう考える根拠

 15分のロープレでは、相談者役との会話しか行われません。そのため、ロープレの中で試験官が評価できるのは「態度」と「展開」の2点です。しかし口頭試問では、「出来たこと、出来なかったこと」や「今後の具体的方策」についての質問が中心となります。
 自己評価は「出来たこと、出来なかったこと」の質問への回答を通じて確認されます。「今後の具体的方策」の回答も展開の評価における判断材料になるでしょう。

 

面接実技試験では何を見られている?

養成学校でもよく聞く話かと思いますが、この15分のロープレ試験で見られていることは、

✔︎ ラポール形成(関係性構築)が出来ているか
✔︎ 問題把握が出来ているか

この2点です。

 

本来のキャリアコンサルは、1回につき60分〜90分ほど時間をかけて、ラポール形成→問題把握→目標設定→具体的方策までを行います。

 

しかしロープレ試験の場合は、ラポール形成→問題把握までが評価の対象、つまり出題範囲なのでです。だからロープレ時間も15分と短いんですね。

 

ラポール形成

クライエントとの信頼関係を築く初期のステップです。

これには、クライエントの話を傾聴する姿勢や、非言語的コミュニケーション(身体の姿勢、表情など)が重要となります。

もとよし

試験官は、受験者がクライエントの安心感や信頼感を生むことができるかをチェックしているんですね。

問題把握

クライエントが持っている課題や悩みを正確に理解し、それを適切に言語化できるかがポイントです。

受験者がクライエントの話からキーポイントを抽出し、それに基づいて的確な質問を行い、深堀りしていく能力が求められるわけです。

もとよし

試験官は、受験者がクライエントの真の悩みやニーズをしっかりと捉えることができるかを確認しています。

これらのポイントを意識し、実際の試験でもそれを実践することが、合格への鍵となります。

 

キャリコン側の問題把握のコツ

論述試験でもロープレ試験でも、キャリコン試験に登場するクライエントには共通点があります。

それは、『自己理解』と『職業理解』が不足していることです。

 

自己理解

自分のことをどれだけ分かっているかです。簡単にいうと、これまでのスキル、経験、強み、弱み、好きなこと、嫌いなこと、などなど。

職業理解

働き方や環境への理解です。どんな職種や業種があるのか、どんな働き方があるのか、などなど。(仕事理解、職務理解とも言います)
どんな生き方があるのか、も僕は含まれると思います。

この『自己理解』と『職業理解』は、キャリアを広げ専門性を高めていくための初期ステージです。

もとよし

キャリアを構築していくためには、まず、己を知り(自己理解)、環境を知る(職業理解)、ということが重要なんですね。

試験に出てくるクライエント役は、自己理解』と『職業理解』が不足していることに気づいていないという設定です。

(というか、「どんな人間でも100%の自己理解と職業理解ができている人はいないのでは」と僕は思います。だから必ず理解の不足はあります。)

そして、受験者はキャリコンとして『そこに気づいて正しく課題を捉えることができるのか?』を試験されているわけです。

ここで注意点なのですが、「この人は自己理解不足が見受けられます」と言うことは簡単です。

大事なのは、どのように不足をしているのかそれはどんな発言から捉えることができるのか、という具体性と根拠を掴むことです。

【第3章】キャリコン面接試験に受かるための『31』の手法

ここ先からは限定公開とさせていただいております。

 

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※限定公開記事はnoteでも販売しています。
こちらは限定部分を一部無料で読んでいただくことが出来ます。
またnote限定で「口頭試問のコツ(4,000文字分)」も掲載中!
note: https://note.com/motoyoshi_note/n/n37a89f96131b

 

キャリコン実技試験対策のコンテンツ集

以下は筆者がキャリアコンサルタント資格の勉強コンテンツをまとめたものです。
少しでも参考になると嬉しいです。

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