こんにちは、もとよしです。
僕は39歳まで、ある派遣会社で十数年働いてきました。
営業としてスタートし、
支店長やエリアマネージャーといった役職も経験しましたが、
その過程で次第に
「このまま社畜を続けると、人生が詰む」
と強く感じるようになりました。
当時は、まさに社畜と言われるような働き方をしていました。
終電までの残業や休日出勤は当たり前で、
明らかにおかしいと思うような内容でも、お上(おかみ)から降りてくることは絶対服従。
明らかにおかしい内容とは、
「そんなことしたら、お客さんの信頼落とすでしょ」というようなサービス改悪は毎月のように発生し、
「任意参加という名」の強制参加社内研修イベント(泊まり・当然自腹)も年に何回もある。
一番イヤだったのは、おかしいことを、「おかしいと言ってはいけない」風習でしたね。
同じような働き方をしている方も、たくさんいらっしゃるのでは??
それでも、何とか続けてきましたが、
37歳の頃から「このままでは本当にまずい」と危機感を抱き始めたのです。
今回は、そんな僕が実際に経験して感じた
「社畜のままだと人生が詰む3つの理由」について、
僕自身の体験を交えて、お話ししたいと思います。
社畜のままだと人生が詰む「3つ」の理由
結論、以下3つです。
①収入源のリスク
②精神的負担の増大
③キャリアの停滞
一つずつ、解説します。
①収入源のリスク
1つの会社にフルコミットして働いているということは、
収入源も1つではないでしょうか?
会社から支給される毎月の給料が、唯一の収入源。
現代社会では、会社しか収入源がないことは非常にリスキーです。
1990年代やそれ以前なら、まだよかったでしょう。
なぜなら、昔の日本は「終身雇用・年功序列」が普通だったからです。
会社に入社すれば、定年まで面倒見てくれるし、いるだけで給与が上がる傾向にある、というものですね。
でも、今の日本は違います。
「終身雇用・年功序列」もなくなりつつあります。
企業の規模関係なくリストラは発生しますし、給与も実力次第ってところでしょう。
「終身雇用・年功序列」の会社は、
今度も、どんどん減っていくでしょう。
つまり、会社の経営が悪化して潰れたり、リストラにあったり、
急な病気や怪我で働けなくなったりした場合、
収入がゼロになる可能性があるのです。
しかし、もし、副業で収入を得ていれば、
たとえ今の会社を辞めることになっても、生活が完全に行き詰まることはありません。
複数の収入源があれば、一つの収入源が途絶えても他で補うことができます。
収入源を複数持つことで、リスクを分散させる。
これは、生活の安定を保つための非常に重要な方法なのです。
僕自身、それに気づいてからは、37歳(2020年)からブログを始め、
今ではココナラでのサービス提供や、
自分のオリジナルコンテンツ販売など、
いろいろチャレンジするようになりました。
【筆者の複業について、詳しくはこちら記事 】
②精神的負担の増大
次に、精神的な負担の問題です。
前述したように、社畜とは、
一つの会社にフルコミットしている状態。
つまり、その会社だけに依存している状態なのです。
その結果、その会社での出来事すべてが、ストレスの要因になります。
こんな経験はありませんか?
成果が出せない、
ノルマを達成できない、
上司や同僚との人間関係が悪化する、
お客様から厳しいクレームを受ける、
など、日々の業務でさまざまなトラブルが発生し、
そのたびに、
「何とか乗り越えなければならない」
と強いプレッシャーがかかり、
精神的に追い詰められてしまう…。
僕は、会社にフルコミットしている間は、
常に追い込まれていました。
特に、管理職になって1,2年目は、
部下のマネジメントや上役からの人格否定叱責が重くのしかかり、
管理職5,6年目は役員や社長からの重圧で、
ストレスは増すばかりでした。
24時間365日、強迫観念状態です。
結果として、過労やメンタルヘルスの問題に繋がることもありました。
(目のかすみや頭痛と闘う日々もありました💦)
そこで重要なのは、心の依存先を分散させることです。
さっきの「収入源の分散」と同じ考え方ですね。
精神的負担もリスク分散させてしまうんです。
その分散先は、趣味でも何でもいいと思いますが、
僕の場合は、副業を始めることで精神的な負担が軽減され、心に余裕が生まれました。
副業で成果を上げることで、自信を取り戻したり、
気持ちを切り替えたりすることができるようになったのです。
収益を自分で作る上で、ターゲティングや販売動線を考えたりするので、
考える力も身につき、自己成長が促進され、
本業でも役に立ったりしました。
会社でのストレスに押しつぶされそうになっても、
「最悪本業で上手くいかなくてクビになっても、この複業たちで生計を立てればいい」
と考えるようになりました。
それに気づいたときの「心の開放感」は半端なかったですね。
③キャリアの停滞
最後に、キャリアの停滞についてです。
一つの会社に長く居続けること、それ自体は素晴らしいことですが、
新しいスキルや経験を積む機会が限られてしまう場合があります。
特に、自分の上司や会社そのものが閉塞的な考え方を持っていたり、
自分がやりたいことを実現する環境がなかったりすると、
キャリアの成長が阻害されることがあります。
新しい技術や社会の変化に対して、積極的に対応しようとしない会社にいると、
自分の成長も止まってしまいます。
上司を追い越して、より良いポジションに就くことも理想ですが、
それが難しい場合や、役職が上がったところで状況が好転しない場合は、
キャリアが停滞してしまうリスクがあります。
僕が以前働いていた会社では、役員たちがあまり新しいことに挑戦するタイプではなく、
古い考え方に固執していることが多かったです。
大きい声で言えないですが、役員なのに勉強しないんですよね。本読まないし。
(一方、社長はかなりすごい人で、超チャレンジングでした!めちゃくちゃ怖くて、僕も何度かボコボコにされましたが)
僕の場合はそうした環境で限界を感じ、
転職を決意しました。
前職では副業もNGだったんですよね。
これも役員に交渉しましたが、ダメでした。
(まあ、黙って副業やってましたけど)
もし、今の環境で自分の成長が見込めないと感じたら、
思い切って新しい環境に飛び込むことをお勧めします。
環境や年齢のせいにしない、「行動すること」の重要性
ここまでで、社畜のままでは人生が詰む3つの理由をお話ししましたが、
これに関連して、
「絶対にやってはいけないこと」をお伝えします。
それは
「環境や年齢のせいにして行動しないこと」
です。
多くの人が、仕事や生活環境、年齢などの外部要因に対して「仕方がない」と諦めてしまうことがあります。
例えば、「うちの会社は忙しすぎて、副業なんて無理だ」と思うかもしれません。
でも、それは環境のせいにしているだけです。
忙しすぎるなら、
転職を考えるのも一つの手ですし、
どうにかして副業のための時間を捻出することも検討してみましょう。
1日1時間、いや30分でもいいので副業の時間を確保することで、新しい挑戦ができるようになります。
もし、「そんな副業の時間捻出は無理」「転職活動する時間も作れない」というなら、
勇気をもって有給休暇をとりましょう。
「なんで権利である有休を取るのに、勇気が必要?」
って思われる方もいるかもしれないですが、そういう会社もあるんです。
僕も前職では、有休なんて全然取れませんでした。
毎年20日消えていくみたいな感じです。
有休取るのに、なぜか「理由の開示」が必要でしたし。
わけわからん…
もちろん、周りに迷惑をかけないように気をつける必要はありますが、
『どうせ転職するし!』とか『自分の人生は自分が副業で守るんだ!』と開き直って、
少し肩の力を抜いても良いのではないでしょうか。
はっきり言って、会社はあなたの人生を守ってはくれません。
責任とってくれません。
自分の人生は自分で守るしかない!
また、年齢のせいにしない ことも非常に重要です。
今の時代、インターネットさえあれば、年齢に関係なく新しいことに挑戦できます。
例えば、自分の経験を活かしてコンテンツを作りそれを販売することや、
ブログで情報発信することも可能です。
年齢に関係なく、成功している人はたくさんいますし、
むしろ年齢を重ねたことで得た人生経験を発信のネタにすることもできるのです。
つまり、
環境や年齢のせいにして行動しないことこそが、人生を詰ませる最大の原因になりかねない
のです。
まとめ
今回は、「10年以上社畜を続けて感じた、人生が詰む3つの理由とその打開策」についてお話ししました。
収入源のリスク、精神的な負担、そしてキャリアの停滞、
これらはすべて、社畜として働き続けることのリスクです。
しかし、これらの問題は、自分自身が行動を起こすことで解決できると僕は考えています!
社畜を抜け出し、自分の未来を切り開くためには、まずは行動することが非常に重要です。
僕自身も行動を起こしたことで新しい道を切り開いてきました。
だからこそ、今悩んでいる方がいれば、少しでも参考になれば嬉しいです。
まずは小さな一歩から始めてみてください。
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